入社後に配属された営業部ではガスや機器の基礎的な知識を学び、入社4年目に工務部の保安管理課に配属されました。ガスの安定供給を担う保安管理課で、私は購入したガスの受け入れ量を調整するオペレーター業務や、ガスの送出圧力を調整する整圧器の点検・更新業務を中心に担当しています。

普段からの点検によりしっかりと設備が維持されているからこそ、安心・安全にガスを供給できます。それは決して派手な仕事ではありませんが、上田のみなさまの暮らしを支えていく実感が確かなやりがいです。保安管理はガス以外にも、土木・電気・システム制御など幅広い知識が求められます。自分が担当している分野以外の知識も広く身についてきていますが、今後はもっと掘り下げて覚えていきたいですね。

現時点で上田ガスには、理系出身者はそれほど多くありません。そういう意味では、理系大学などで学ぶ学生さんは早い段階で活躍するチャンスがあると思います。もちろん、文系の学生さんも着実に成長できる環境です。私も経験を積みながら知識を深め、後輩に的確なアドバイスを送れるような存在になりたいと思っています。

生まれ育った上田は居心地が良く、私は就職も上田市内の企業を希望していました。「上田に恩返しがしたい」と話すと少し大げさかもしれませんが、なるべく市民の役に立つ仕事がしたいと思っていまして。在学中には銀行への就職を視野に入れていたのですが、上田ガスの求人を見て「より多くの人々の役に立てそう」なライフラインの仕事に興味を持ち、志望しました。地元企業の上田ガスは転勤がなく、それも大きな決め手になりました。

私の仕事は、見積書や請求書などの書類作成や受発注業務といった営業のサポートが中心です。最初は「ガスと言えばコンロ」をイメージする位で、ほとんど知識がない状態からスタートしましたが、優しい先輩や上司から教わりながら着実に知識を身につけていきました。業務は私も含め2人で担当しているのですが、先輩が休んでも対応できる位には成長できたと思います。ちなみに、上田ガスは休暇取得の際に相談がしやすい良好な環境です。有給休暇はもちろん産休・育休を活用しながら、多くの社員が長く働いています。育休は男性の取得実績もあります。

腰を据えて働ける上田ガスは、安心して仕事に臨める場所です。私も業務理解が深まり、仕事の面白みも増しました。今後は新しいことも学びつつ、仕事の効率も上げながら活躍できたらと思っています。